医療用天板

概要

X線診断装置(写真下)の患者が横たわる板を「天板(テンバン)」と呼びます。東レのカーボンコンポジットは、その特長を活かし、多くの天板に採用されております。

  • X線診断装置X線診断装置
  • 新聞輪転機用ロール新聞輪転機用ロール

特長

1.軽量性

重量は、アクリル天板の1/5以下、木製天板(ベニヤ製)の2/5。

400mm×2300mm×10mm サイズの天板重量比較
材質 重量(kg)
アクリル天板 11.0
木製天板(ベニヤ製) 5.0
カーボンコンポジット天板 2.0

2.高強度

強度は、木製天板の2倍以上、アクリル天板の1.6倍以上。

全長2mの天板に等分布荷重をかけたときの破壊強度の比較
全長2mの天板に等分布荷重をかけたときの破壊強度の比較の図
400mm×2300mm×10mm サイズの天板重量比較
材質 比重 破壊荷重 変形量
アクリル天板 1.24 45 210
木製天板 0.55 59 500
カーボン
コンポジット天板
0.24 100 100

注:破壊荷重、変形量は、カーボンコンポジット天板を100としたときの相対比較データです。

3.高X線透過性

X線透過率が高いため、人体への被爆量を軽減し、高画質をえることができます。X線吸収率はアクリル天板の1/5以下、木製天板の1/2以下。

アルミ当量(*1)の比較
材質 AL当量
アクリル天板 560
木製天板 245
カーボンコンポジット天板 100

注:カーボンコンポジット天板のアルミ当量を100としたときの相対比較データです。

*1 アルミ当量:X線が何ミリの厚さのアルミニウムの板を透過するかを示す指標で、値が小さいほどX線を透過しやすいことを示す。

製品例

製品例イメージ
  • CT用天板
  • 一般撮影装置用
  • アンギオ用タイプ