カーボン長繊維材料筐体

概要

東レのカーボン長繊維材料は、トレカ®を用いて開発された射出成形用長繊維タイプ難燃樹脂です。炭素繊維の導電性を活かし、EMIシールド(電波障害シールド)性能に優れた薄肉成型品が得られ、また長繊維を採用することによって強度剛性面に優れ、これまでノート型パソコンやデジタルカメラ等の電子機器筐体、精密機器の内部構造部材等幅広い用途に使用されています。

特長

1.軽量性

  • 軽量性に関するグラフ

2.高剛性、耐衝撃性

重量は等価剛性時で一般的な繊維強化プラスチックの70%。軽量化に貢献します。
TLP:Toray Long Carbon Fiber Pellet(トレカ®長繊維ペレット)

N6ベース

  • 高剛性、耐衝撃性に関するグラフ1
  • 高剛性、耐衝撃性に関するグラフ2

ABSベース

  • 高剛性、耐衝撃性に関するグラフ3
  • 高剛性、耐衝撃性に関するグラフ4

3.成形収縮率

低い成形収縮率により、寸法精度に優れた成型品が得られます。

N6ベース

  • 成形収縮率に関するグラフ1
  • 成形収縮率に関するグラフ2

4.EMIシールド(電波障害シールド)性能、導電性

炭素繊維の導電性を活かしたEMIシールド性能に優れるため、筐体のメッキレス化によるコストダウンと環境対応が可能です。

  • (1)アドバンテスト法(電界)による比較

    アドバンテスト法(電界)による比較のグラフ
  • (2)繊維アスペクト比(L/D)による影響

    繊維アスペクト比(L/D)による影響のグラフ

アスペクト比が大きくなる(繊維長が長くなる)ほど繊維が交絡し合い導電パスができるため、EMIシールド性が高くなる。

  • (3)EMIシールド材料(TLP1066)

    EMIシールド材料(TLP1066)に関するグラフ

製品例

製品例イメージ 製品例イメージ
  • パソコン筐体
  • カメラ筐体
  • 内部機構部品