環境・エネルギー風力発電

ブレードの大型化、剛性が必須の風力発電にも最適。炭素繊維複合材料は地球環境にも優しい素材です。

風力発電はクリーンエネルギーの旗頭として欧州を中心に大規模な設置が進んでいます。風力発電の回転羽根(ブレード)には、従来ガラス繊維複合材料が使われてきましたが、風力発電の効率向上および限られた土地での大規模発電には、ブレードの大型化が必須です。ブレードを大型化しますと、ブレードの回転時および風力によるたわみにより、ブレードが支柱に当たり破損する危険性が高まるため、剛性の高い炭素繊維複合材料の使用が必須となります。 現在では50mを超えるブレード(風車の直径が100m以上)が設置され、さらに大型化が進んでおり、このような大型ブレードに炭素繊維が多く使われています。炭素繊維はブレードの剛性を決めるブレード中心部にある桁材に使われ、表面に使われるGFRPと組み合わせてブレードとなっています。 このように炭素繊維の比強度・比弾性率の高さが、効率の高いクリーンな風力発電に必須となっており、1機当たりの炭素繊維使用量も大きいことから、今後炭素繊維の主要用途の一つとして大きく伸びる用途です。